「仙台国際空港」も「仙台」駅もすぐ近く!住みやすさが評判の名取市内でも、商業施設に恵まれた大手町エリア
東北の空の玄関口「仙台国際空港」がある名取市
「仙台国際空港」からは大阪や名古屋、札幌、福岡など国内各地のほか、韓国、台湾、中国、香港への国際線も発着し、東北地方の空の玄関口として多くのインバウンド客にも利用されている。この「仙台国際空港」は、実は名取市にある。2007(平成19)年の仙台空港アクセス線開通により「仙台空港」駅と「仙台」駅が25分で結ばれ、利便性が向上。仙台空港アクセス線沿線ではりんくうタウンとして大規模開発が行われるなど、名取市も大きく発展した。
名取市は宮城県のほぼ中央、仙台市の南側に位置する。西側の丘陵地には里山が広がり、東側の太平洋沿いは江戸時代に植えられた松並木が続く閖上浜が広がる。東北地方では温暖な気候に恵まれ、降雪量も少ない。
「仙台」駅から名取市の中心地「名取」駅まではJR東北本線で13分と立地もよい。市内には県道258号線・国道4号も通り、カーアクセスも良好だ。仙台空港アクセス線「杜せきのした」駅前の「イオンモール名取」をはじめ、ショッピング施設も充実する。
精密機械などの工場が立地する一方、コメを中心とした農業や江戸時代から続く閖上漁港を拠点にした漁業も盛んだ。生活利便性や交通利便性もよく、工業や多彩な産業が共存する、バランスのよい街といえるだろう。
豊かな自然環境と、利便性の高い暮らしが両立する名取市西部地域
名取市を地域の特性からみると、JR東北本線を境に東側と西側に大別できる。JR東北本線の西側、名取市西部地域は丘陵地と水田が広がり、市内でも緑が濃い地域だ。「名取」駅の西側には「仙台ニコン」の工場があり、産業拠点としての機能も果たしている。丘陵地では閑静な佇まいの住宅街が開発されたほか、スポーツ公園、歴史公園、自然公園の機能を併せ持つ「十三塚公園」も整備された。「仙台高等専門学校」や「尚絅学院大学」のキャンパスもあり、文教の薫りも漂う。
2024(令和6)年3月に発表された『名取市都市計画マスタープラン<改訂版>』によると、名取市西側地域で新たな工業拠点開発やレクリエーション拠点機能の強化を目指すという。また、「名取」駅付近をにぎわい拠点とする方針で、さらなる発展も期待される。
「名取」駅西口徒歩圏内で生活利便に恵まれた大手町エリア
大手町エリアは「名取」駅の南西徒歩圏内、JR東北本線と県道仙台館腰線の間に広がる。「仙台」駅にはJR東北本線でダイレクトアクセス可能だ。「名取」駅から「仙台」駅に向かう列車は、JR東北本線と仙台空港アクセス線から来る列車の両方を利用でき、本数が多いのもうれしい。仙台空港アクセス線に乗れば「仙台国際空港」駅にも12分で到着する。
スーパーマーケット「みやぎ生協 名取西店」をはじめ、ホームセンター「DCM 名取店」やディスカウントストア「スーパーセンタートライアル名取店」もそろい、買物も便利だ。自動車や仙台空港アクセス線でシネマコンプレックス「イオンシネマ名取」を併設する「イオンモール名取」にもアクセスしやすい。2018(平成30)年には「名取」駅東口直結の再開発ビルが完成し、「名取市図書館」がオープンするなど、さらに利便性が増している。
「住みよい街ランキング」北海道・東北エリアで第1位を獲得した名取市
名取市の暮らしやすさは各種の調査でも裏付けられている。2023(令和5)年に名取市が行った市民意識調査では「名取市の暮らしやすさについて満足していますか」という質問に対し、77.8%が「満足している」または「どちらかといえば満足している」と答えていた。とくに「名取」駅周辺の増田地区、増田西地区、下増田地区、高館地区で「満足している」と答えた人が多かった。これは「名取」駅周辺の利便性が評価されていることを示す。
また、日経BP 総合研究所が実施した「シティブランド・ランキング ―住みよい街2024―」において、名取市が北海道・東北エリアで昨年に続き1位に輝いている。名取市は全国的にも暮らしやすい街であることが、証明される結果となった。
充実した子育て支援でファミリーも安心
名取市は子育てファミリーも快適に暮らせる環境が整っている。保育所等待機児童数は2024(令和6)年4月1日現在、ゼロとなった。妊婦には一般健康診査に加えて、歯科健康診査の助成も行われるなど、各種助成も充実している。子ども医療費助成は0歳から18歳になる年度まで対象で、健康保険が適用になる診療の自己負担額分が助成されるほか、名取市立中学校の給食費は無償とされている。
「イオンモール名取」内には「名取市子育て支援拠点施設 cocoi’ll(ここいる)」があり、就学前の子どもを安心して遊ばせられるほか、保護者の交流も楽しめる。おはなし会やお誕生会などイベントも豊富で、子育ての相談にも応じてくれる子育てファミリーにとって心強い施設だ。
名取市では移住の支援にも力を入れている。例えば、東京圏から名取市内に移住し、対象求人に就業するなど条件を満たした場合に世帯100万円、単身60万円の移住支援金が支給される(※1)。さらに、30歳未満で名取市に移住した人には奨学金返還補助事業も行っている(※2)。
「仙台」駅に近く、生活利便施設がそろい、自然も豊かな名取市。なかでも大手町エリアは暮らしやすさに恵まれた街といえるだろう。
(※1)出典:https://www.city.natori.miyagi.jp/site/iju/4245.html /(※2)出典:https://www.city.natori.miyagi.jp/site/iju/4250.html